「インディ・ジョーンズ」最新作の撮影が、イングランド北東部ノーサンバーランド州にあるバンバラ城で近日中に開始する。イギリス最恐の幽霊城と言われる同古城に、タイトルロールを続投するハリソン・フォードを始めとしたキャスト陣が訪れることになる。
ある関係者はザ・サン紙に「馬鹿げているように聞こえるかもしれませんが、撮影が始まる前から、私達の間では幽霊の話で持ちきりです。非常に気味の悪いところですよ」と話す。
バンバラ城は、中世に恋人がほかの女性と結婚したと聞いて城の最上部から身を投げた王女の幽霊が出ると言われており、「ピンク・レディ」と呼ばれるその幽霊が廊下をさまよっているという。
同関係者によると、撮影クルーの中にはその幽霊話を信じて怖がっている者も多くいるそうで、城の一番古い部分には入ろうとしないそうだ。しかし、コロナ禍で18カ月休止状態となっていた撮影が再開するのはイギリスの映画業界にとってはよいことだとして、「映画会社にとって最優先作品ですから、幽霊がいようがいまいが、製作を進めなければならないのです」「中には、ある特定の場所を避ける人がいたとしても、チームはこれを乗り越えなければいけません」と続けている。
待望の同新作には、ハリソンのほか、フィービー・ウォーラー=ブリッジやマッツ・ミケルセンなどの出演が決まっている。