千葉真一さんの「殺人拳」後期2作品を初ソフト化 「柳生一族の陰謀」も

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
「逆襲!殺人拳」(c)東映
「逆襲!殺人拳」(c)東映

 8月19日に死去した千葉真一さん(享年82)を追悼して、東映ビデオが千葉さんの代表作をDVD発売することが10日、発表された。空手アクションで世界を魅了した「殺人拳」の後期2作品を初ソフト化する。

 シリーズ1作目にあたる「激突!殺人拳」は1974年、ブルース・リー主演「燃えよドラゴン」公開直後に公開され、加熱するカンフー映画ブームの中でヒットを記録。同年にシリーズ2作目「殺人拳2」、同3作目「逆襲!殺人拳」までが公開された。同4作目「子連れ殺人拳」(1976年)では前3作とは異なる役名ながら、劇中では変わらぬ迫力のアクションを披露。「逆襲!殺人拳」「子連れ殺人拳」は初のソフト化となる。

 同時期に製作された「けんか空手 極真拳」「けんか空手 極真無頼拳」、80年代に入り当時JACで活躍していた真田広之と師弟共演を果たした「冒険者(アドベンチャー)カミカゼ」、アクション監督も務めた「将軍家光の乱心 激突」が価格を変更して発売する。

 また、千葉真一がお茶の間で人気を得るきっかけとなったテレビシリーズ「キイハンタ―」のベストセレクションと、アクションと時代劇を融合させ人気を博し、シリーズ全作で主演の服部半蔵を演じた代表作「影の軍団」シリーズのDVDが装いを新たに発売する。

さらに「影の軍団」に先駆けて千葉真一主演で制作されたアクション時代劇、テレビ版「柳生一族の陰謀」が来年3月から4月にかけベストフィールドよりDVD化されることも決定した。映画の大ヒットを受け製作されたこのドラマ版でも千葉は映画版と同じ柳生十兵衛に扮しており、全39話は初ソフト化となる。

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