世界的人気を誇るサッカー漫画「キャプテン翼」の作者で、東京・葛飾区を拠点とするサッカークラブ「南葛SC」の代表を務める漫画家の高橋陽一氏(61)が31日、都内で行われた「バリュエンスと南葛SCでの合同事業発表会」に出席した。
かつてG大阪に所属し、元Jリーガーとして初めて上場企業の社長となった嵜本晋輔氏が経営する「バリュエンスホールディングス株式会社」と南葛SCとのコラボレーション。世界的アイコンであるキャプテン翼を〝知的財産〟として最大限に活用。グッズ販売など、国内外問わずマーケティングを拡大していく経営方針が発表された。
「キャプテン翼」のテレビアニメは、世界50カ国以上で放送されているといい、生みの親である高橋氏はアルゼンチン代表のFWリオネル・メッシ(34)ら、数多くの世界的スター選手からリスペクトを受けている。高橋氏は「翼くんには、ほんとに頭が下がる思いです」と主人公・大空翼に感謝。発表会の最後にはユニホームの背にわずか2分ほどで大空翼のイラストを描いてみせた。