俳優ジェイク・ギレンホールが、プラダの新作香水「ルナ・ロッサ・オーシャン」の顔を務める。同ブランドCEOのパトリツィオ・ベルテッリのセーリングチームの名を冠した同新作のキャンペーンに、海を愛するジェイクが登場したかたちだ。
「セーリングに関しては個人的に繋がりがあってね。海のある環境で育ったし、僕のオジは本当にセーリングが上手だった。若い頃彼と一緒に船を操縦したりもした。セーリングが大好きで、そのメタファーも本当に気に入っている。自由を感じ、自然の力を取り入れるスペースを見つけるというね。自分の周囲の世界との繋がりが深まる方法だと思っているよ」とWWDに語ったジェイク、一方キャンペーン動画について「撮影では活発になることができた。セーリングは最高だし、ルナ・ロッサを操縦するアスリートらに畏敬の念を抱いている」と続けた。
そして今回の映像を監督したヨハン・レンクについて、ジェイクはこう賛辞を送っている。「ヨハンのファンなんだ。彼が作った(ドラマの)『チェルノブイリ』シリーズはお気に入りの1つだし、ただ美しい映像をつくる作家なわけじゃなく、真のストーリーテラーさ。本物の、自然な行動を探求している。フレグランスキャンペーンでの彼との仕事は素晴らしかった。ちょっとやり過ぎたり演技過多になると、いつだって本物の人間性を持ち込もうとしていた。彼との仕事は最高だったよ」
一方、同ブランドについてジェイクはこう称賛していた。「彼らは洗練されつつ、アヴァンギャルドでもある。スタイルやファッションだけでなく、テクノロジーの面でも限界を押し広げている。アートと科学の両方でテクノロジーの最先端にいるのさ。素晴らしいものが創造される最高の状態だと僕は思う。ファッションとテクノロジーの融合が新しいアイデア、可能性、進化を創り出すんだ」