映画監督クエンティン・タランティーノ(58)は、ハーヴェイ・ワインスタインの不適切な行動について、本人と話をすればよかったと後悔しているという。第1級性犯罪と第3級強姦罪で禁錮23年の量刑を言い渡されている元映画プロデューサーのワインスタインと、以前は友人関係にあったタランティーノは、ワインスタインが女性に対して不適切な行動を取っていたことを知っていたが、その内容までは知らなかったと明かした。
ポッドキャスト番組『ジョー・ローガン・エクスペリエンス』に出演し、もう少し自分が何かしておけばという後悔の念を明かした。
「あの男と話をしておけば良かった。そのやりにくい会話の機会を持てばよかったんだ。レイプとかそういうことは知らなかったけど、秘書を追い回すタイプのボスだとは分かっていた」
「不適切な行動を取ってるなとは思っていた。『そんなことしていたら全てを台無しにするぞ』と話せば良かったんだ。誰もそんなことを言った人はいなかったんだろう。みんな、レイプに関しては全く知らなかっただろうが」
タランティーノは2017年、ワインスタインの悪い噂は当時の恋人であったミラ・ソルヴィノから聞き、ひどいショックを受けたと明かしていた。