「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」のキービジュアルと来場者特典が21日、公開された。ともに原作者の吾峠呼世晴氏が手がけた。展示内容の一部も明らかになった。
本展では吾峠氏による直筆原画を多数展示し、連載終了後も注目を集める「鬼滅の刃」の魅力、世界観を紹介。描き下ろし「特製ミニ色紙」が来場者特典となった。展覧会コンセプトは「受け継ぐ」。主人公・竈門炭治郎たちが背負った宿命や試練、それを乗り越えようとする心の強さ、物語を紡いだ全ての登場人物たちの想いを受け、未来へと語り継ぐことを目指す。ゾーン序章壱ノ章ではコミックスが舞い散り光り輝く空間で、等身大フィギュアに出迎えられる。名場面をセレクションした原画展示は圧巻のボリュームとなっている。また、展覧会キービジュアルを使用したオリジナルグッズなどの販売も行う予定だ。
同展は今年10月26日から12月12日まで東京・森アーツセンターギャラリーで催される。また、グランフロント大阪での開催日程は22年7月14日から9月4日であることが発表された。東京展チケットは「全日日時指定」で、ローソンチケットにて第一次抽選、第二次抽選、一般販売(先着)の3段階に分けて順次販売される。チケットは第1期(10月26日~29日)、第2期(10月30日~11月21日)、第3期(11月22日~12月12日)の3区分に分かれ、第1期&第2期と、第3期でチケットの抽選時期が異なる。第1期&第2期分の抽選申込受付は9月11日から開始される。
同作品は2016年2月から昨年5月まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載され、単行本全23巻の累計発行部数は1億5000万部以上(電子版含む)。大正時代の日本を舞台に、竈門炭治郎を主人公に、家族を斬殺した鬼退治へ仲間とともに壮絶な戦いに臨む和風血風剣戟譚。アニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』 は昨年10月に公開され、史上初の国内興行収入400億円を突破し、社会現象となった。新作テレビアニメシリーズ「遊郭編」の放送が発表されている。