シンガーソングライターのビービー・レクサが、不仲が噂されるデュア・リパとリタ・オラの仲裁を試みたという。同じアルバニア系のアーティストであるリタとデュア、エイバ・マックスに、ニューアルバム「ベター・ミステイクス」へ参加してもらおうと思っていたビービーだが、実現は難しそうだという。
リタとデュアの不仲説についてビービーはザ・サン紙にこう語る。「すごく努力はしたの。2人の関係がどういう状況なのか、何が問題なのかは分からない。私はいつも平和維持の役割を果たして、彼女たちをまとめようとしているんだけど」「私としては何か一緒にやりたい。でも、実現するかは分からない。それ以上は何も言わないわ」
ビービーは音楽業界にある女性同士の競争を悲しく思うとして、「変な話よね。女の子がどういうものだか分かっているし、競争心が芽生えることもある。私とデュア、リタ、エイバの話をしているんではなく、一般的にね。じゃあ、もし女性が十分にいない環境だったらどうなるのかしら」
「アメリカでは、2年くらい前だと、ラジオにかかる80%の曲は男性アーティストで、女性による曲は20%だけだったの。それって悲しすぎる。だから、20%しか与えられていないと分かれば、女性たちは互いに戦わなければいけないような気分になる。私たちは音楽業界のマイノリティなの」
「『みんながそれぞれのかたちで成功できたら良いのに』と私は思うんだけど、沈黙の競争があるのは悲しいこと。みんなのことは個人的に知っているし、それぞれ素敵な女性だから、そうなって欲しいのに。私はただ、同じようなバックグラウンドを持った私たちの4人のことをとても誇りに思ってる」と続けた。