漫画家のシヒラ竜也氏がツイッターで描くイラストが話題を呼んでいる。『進撃の巨人』『はじめの一歩』『ダイヤのA』『ブルーロック』などの人気作が登場し、海外から各作品の作者と勘違いした反応が寄せられるほどの完成度を披露。講談社「週刊少年マガジン」24号(今月12日発売)で新連載するシヒラ氏の『英戦のラブロック』公式アカウントの企画だが、『進撃の巨人』担当編集者からは「ラフで見させていただいた際から、〝構図がダイナミックすぎる!〟とその画力に驚きました。そして、〝アニメのキービジュアルか!〟と思わず叫びそうになったほどのカラーのクオリティ。とんでもない才能が週刊少年マガジンに参戦してくれることに、とてもワクワクしています」と期待を寄せられている。
『はじめの一歩』森川ジョージ氏が「僕より先に一歩と宮田をノーヘッドギアで戦わせやがって…」と言えば、『ブルーロック』の作画・ノ村優介氏は「エロい…何てエロい線と構図で描かれた潔と凛なんですか」とコメント。週刊少年マガジンの作家陣からも温かく受け止められている。
シヒラ氏は「マガジンの読者さんは僕のことなんて誰も知らないだろうというところから始まりました。そこでまずは、自分を知っていただくことと、これからお邪魔するマガジン作家さん達へのリスペクトを込めて、作品を毎週描いてアップすることにしました」と経緯を説明。連載開始前という多忙な時期にも関わらず、圧巻の作画スピードと画力が発揮されている。出身は北海道。「高校の頃、将来は絵を描いて生活していきたいなーと漠然と考えていて、その頃東京の知り合いから同人誌というものがあると教えてもらったのが最初でしょうか。そんな世界があるのかと衝撃を受けて見様見真似で漫画を描きはじめました」と未来図を抱き、「そうして何度もイベントに出てるうちに二十歳の頃、集英社のウルトラジャンプの編集の方からお声かけいただいて、漫画家の道に本格的に踏み込んだ形です」と語った。高校卒業後は専門学校に進学。「最初はゲームクリエイターを目指してたので、デザイン系の専門学校に入りました。しかしほとんどサボってた気がします」と振り返った。
英雄として輝く双子の兄に劣等感を抱く弟・陽彩が主人公の新連載。「大舞台での王道ファンタジーに挑戦ということで、武者震いしております。この物語は主人公が最底辺から英雄に挑み下剋上していく作品です。自分自身も、主人公と同じように『マガジン』という戦場で爪痕が残せるよう、全力で執筆いたします!! 最後に、イラスト企画へのご協力を快諾していただいた作家の皆様、ありがとうございました」と決意を述べた。
イラストで取り上げられた作家のコメントは以下の通り。
鈴木央氏(『黙示録の四騎士』) シヒラ先生、素敵なイラストをありがとうございます! エリザベスがえらく可愛いので、物語はもちろんキュートな女の子に期待しています! 毛色は違うでしょうが、ファンタジー作品同士で切磋琢磨して『週マガ』を盛り上げしょーー‼
寺嶋裕二氏(『ダイヤのA actⅡ』) 良い目してますね沢村。シヒラ先生、熱気の伝わるイラストありがとうございます。
ノ村優介先生『ブルーロック』 エロい…何てエロい線と構図で描かれた潔と凛なんですか…!!シヒラ先生ありがとうございます! 週マガ誌面で一緒に載れる日を楽しみにしてます!」
真島ヒロ氏『EDENS ZERO』 素敵な絵をありがとうございます。一緒にがんばりましょう。
森川ジョージ氏『はじめの一歩』 僕より先に一歩と宮田をノーヘッドギアで戦わせやがって...
吉河美希先生『カッコウの許嫁』 かわいすぎるイラスト、ありがとうございます。エリカもひろもちょっとセクシーでドキっとしました! 新連載楽しみにしています!