諫山創氏による大人気漫画『進撃の巨人』の最終３４巻（６月９日発売）で、通常版のほかに２種類の特装版が出されることが２０日、分かった。講談社によると、2種類の特装版は「進撃の巨人（３４）特装版 Beginning（ビギニング）」と「進撃の巨人（３４）特装版 Ending（エンディング）」で、付随する小冊子の内容と販売店が異なる。
「―Beginning」は連載前の幻のネーム2話分を収録した、小冊子付き特装版。ネームは別冊少年マガジン創刊号への連載をかけた「連載会議」に提出されたもの。このネームにより『進撃の巨人』の連載が決まったが、諫山氏が連載開始前に自ら構想等を練り直したため、連載版と異なる部分が多くある。書店・ネット書店のみで販売予定。
「―Ending」は138話＆最終話のネームを収録した、小冊子付き特装版。ネームはその後、諫山氏により原稿化されたが、実際に発表されたものとは多少違う部分があり、打ち合わせや作画用の諫山先生のメモも書かれている。コンビニエンスストア店頭のみで販売予定で、事前に店頭予約はできない。
ともに定価1100円（本体1000円＋税10％）、電子書籍版も刊行される。
