胡蝶しのぶ(「鬼滅の刃」)、釘崎野薔薇(「呪術廻戦」)から碇シンジ(「エヴァンゲリオン」)、ピカチュウ(「ポケットモンスター」)、新旧ドラえもん(「ドラえもん」)まで…
人気アニメキャラの声真似を150連発をする女性YouTuber・ぶりちゃんがウェブ上で大きな注目を浴びている。
女性キャラだけでなく、少年や人間以外のキャラまでなんなくこなすその特異な才能に、視聴者からは「似すぎて語彙力飛びました!」「かするんじゃなくてど真ん中行くからすごい!」と高評価の嵐。
ぶりちゃんとははたしてどんな人物なのだろうか。本人にインタビューをおこなった。
KOJIMA:声真似150連発動画を制作されたきっかけをお聞かせください。
ぶりちゃん:女性で150キャラやってる人ってなかなかいなくて「じゃあ先駆者になろう!」と思ってやりました。
KOJIMA:中々やろうと思っても出来ない数だと思うので純粋にすごいなと思いました。声真似150連発動画は収録から編集も含めて、どのくらい時間を費やしたのですか?
ぶりちゃん:1日とか2日ですかね。
KOJIMA:1、2日ですか。もっとお時間がかかっているのかと思っていました。コメント欄では絶賛の声が多く見受けられましたが、反響へのご感想をお聞かせください。
ぶりちゃん:絶賛されてると言われると恥ずかしいですが、今は私だけの力で絶賛されているわけではないので、自分の力だけで評価されたときは心から喜びたいと思います!!
KOJIMA:もしよければ、声真似する時のコツやポイントを教えて頂けますか?
ぶりちゃん:私が教えていい立場かわかりませんが…その人やキャラクターをよく見たり聞いたりすることですね。歌でもよく聞き何度も歌うと上手くなるように、何度も真似する事です。声優さんや他の声真似してる方と自分の声質が似てるかどうかも重要ですね。
KOJIMA:なるほど。ちなみに今密かに特訓しているキャラクターはいますか?
ぶりちゃん:釘崎野薔薇ちゃんですね。全然密かではないですけど…(笑)。
KOJIMA:声真似150連発動画にも登場していましたよね。既に似ていると思っていましたけど、まだ特訓中だったのですね。そもそもものまね自体を始めたキッカケは何だったのでしょうか?
ぶりちゃん:ディズニーキャラクターのものまねをした事がキッカケです。母にとても褒められて、照れながらもちょこちょこしてたのを覚えています。
KOJIMA:声真似を始めたのはいつ頃からでしょうか?
ぶりちゃん:アニメのキャラクターの声真似をし始めたのは中学3年の時ですかね。
KOJIMA:そんなに早くからされてたんですね。今まで声真似されてきて難しいと思ったキャラクターはいますか?
ぶりちゃん:セクシーなお姉さんですね。沢城みゆきさんは未だに声の特徴が捉えられなくて真似が難しいです。
KOJIMA:なるほど。逆に比較的真似しやすいキャラクターはいますか?
ぶりちゃん:表面的に言えばピカチュウは鳴き声だけなのでやりやすいと思います。ですが、感情をうまく伝えるという点においては一番難しいかもしれません。
KOJIMA:声真似をされるにあたり尊敬している方はいますか?
ぶりちゃん:声優さんは全員尊敬してますが、僭越ながら一人名前を上げさせていただくのでしたら悠木碧さんです。小さな頃からテレビに出ておられて、演技にも熱量があり幅広いキャラを演じられる悠木碧さんを尊敬してます。
KOJIMA:声真似をして良かったと思う事はありますか?
ぶりちゃん:特技としてリアルで披露できることですね。あとはお友達が増えます。
KOJIMA:確かにすぐに披露できる特技としてインパクト強いですもんね。最後に今後の目標をお聞かせください。
ぶりちゃん:今の目標はチャンネル登録者数10万人です!
「ぶりちゃん」プロフィール
「七色以上の声」と言われるその多彩な声でゲーム実況や声真似主として活動している。現在チャンネル登録者は6万人を超え、「ゲーム実況を声真似で行う」といったスタイルも人気を集めている。
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150を超える声真似をこの高クオリティで仕上げる技術には感服。長寿アニメのキャラから、最近の人気アニメキャラまで持ちネタが幅広いので、彼女の動画は単なる「真似」を超えて多くのアニメファンが世代を超えて楽しめる1つの作品になっていると感じた。挑戦の心を持ち続けるぶりちゃんの更なる活躍を期待したい。