ヘレン・ミレン(75)は、自主隔離中に熊を追いやったそうだ。新型コロナウイルスによるパンデミックの中、米ネバダ州の人里離れた自宅で過ごしていたというヘレンだが、野生の熊が家の間近に現れ、ちょっとした遭遇だったと語る。
4日に行われた全米映画俳優組合(SAG)賞で、賞のプレゼンターを務めたヘレンは「熊とちょっとした遭遇をした。見れてとても興奮したわ。でも野生動物だから、人間に慣れさせ過ぎてはいけないでしょ。だから、追い払った」と説明した。
またヘレンは、その熊を「悪戯な熊」と呼び退散させることが出来たそうで「自分で追い払ったの。熊に悪戯が過ぎると言ってね。若い熊だったわ。だから、『ダメ!悪戯熊ね。あっちへ行って!』と言ってやったのよ。自分をできるだけ大きく見せて、『悪い熊、悪い熊!』と言うの。あれは大きな熊ではなかったから、小さな熊だったわ。だから、『悪戯な熊め。立ち去れ!』って」と続けた。
熊には自分の土地から出て行ってほしかったものの、動物好きだというヘレン。最近は檻の中の動物を見るのが忍びなく、動物園には行かないとして「いくつかの動物園が過激に変化し、どれだけの種類の動物が、自分が生きている間に絶滅してしまったかについて、私は無知だった。あなたが訪れる動物園がどういった動物園なのか、家でリサーチしてね。そこは基準を満たしているかしら?動物達が道義的に正しいと思える生き方をしているかをチェックして欲しい。野生動物と一緒に写真が撮れるような動物園は行かない方がいいわ。それは非良心的だから」と語った。(BANG Media International/デイリースポーツ)