ツイッター創業者ジャック・ドーシー氏の初ツイート、3億円超えで落札

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ツイッター創業者の1人ジャック・ドーシー氏
ツイッター創業者の1人ジャック・ドーシー氏

 ツイッター創業者の1人として知られるジャック・ドーシー氏の初ツイートが290万ドル(約3.2億円)で売却された。ドーシー氏は、2006年3月に初投稿された「ツイッターの設定を終えたところ」というツイートをNFT(代替不可能なトークン)としてオークションに出品、マレーシアを拠点にする実業家シナ・エスタヴィ氏が落札したかたちだ。

 エスタヴィ氏はこう喜びのツイートをしている。「これはただのツイートじゃないぞ!ずっと先になって人々はこのツイートの価値を理解することになる。モナ・リザの絵画のようにね」今回の収益をドーシー氏はビットコインに変換し、慈善団体ギブ・ダイレクトリーのアフリカ救援基金に寄付する予定だという。同ツイートはソーシャルネットワークCENTが開発したオークションサイト「バリュアブルズ」に出品、落札価格の95%がドーシー氏に、残りがCENTに渡るそうだ。

 ドーシー氏の初投稿はツイッター上にこれからも残るそうだが、テクノロジーコンサルタント会社フューチャー・インテリジェンス・グループのキャシー・ハックル氏はこう話す。「現在私達は、セレブやミュージシャン、インフルエンサーらにはファン以上であるスタン(熱狂的なファン)がいるという時代に生きています。彼らは自分のお気に入りのスターのアイテムを所有したいと望むことでしょう。物理的な記念品を買う人々と同じように、スターを身近に感じたいという理由で、彼らのツイートや投稿、スナップ写真が売買されることになると思います」 

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