鎮静剤過剰摂取で他界して5年…伝説の歌手の自宅兼スタジオを1日無料開放

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プリンス
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 ミュージシャンの故プリンスの自宅兼スタジオとして知られるペイズリー・パークが一般公開される。2016年4月21日、鎮痛剤フェンタニルの過剰摂取により57歳で他界したプリンス、その5周忌に、遺族らが現在ミュージアムとなっている同地を1日無料公開する。

 「比類なきプリンスが去って5年。その人生を称え祝福するため、彼の自宅兼創造の聖域だったペイズリー・パークがそのドアを開きます。来訪者の方々はどうぞメインエントランスの外にあるラブ・シンボルの像に花束、記念品、思い出の品をお残し下さい」と声明が発表。同地を訪れることができない人々のために、オンライン上でメモリアル式典も行われるという。

 同地は2016年、生前の本人の希望により初めて一般公開、プリンスのシンボルマークであるラブ・シンボルが飾られたペイズリー・パーク形の遺灰の壺がアトリウムの真ん中に展示されていた。しかしその3カ月後に遺族らの希望でその壺はバルコニーへと移動、19年に公開が終了していた。当時、プリンスの異父弟、オマー・バーカー氏は、「弔いの時間として3年は十分です。何事にも季節があります」と話していた。

 そして来月同地の1日限りの再オープンが決定、昨年完成したラヴ・シンボルの像の下にはプリンスが85年に発表した楽曲『ペイズリー・パーク』の詞が刻まれている。

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