俳優のラッセル・クロウ(56)の父ジョン・アレクサンダーさんが他界した。85歳だった。ラッセルは3月30日、ツイッターでこの悲しい知らせを報告、父への心温まる追悼メッセージを送った。
そこにはこう書かれている。「今日は日が照り、大雨が止まったものの、永遠に悲しみの混じった日となることだろう。僕の親愛なる美しい父、最も優しい男性がこの世を去った」、さらに「これを投稿しているのは、父に影響を受けた人やあの輝いた目と生意気な態度に心を動かされた人が世界中にいて、このニュースを伝えるのに最も効果的な方法だと分かっているから」とつづられている。
以前、ラッセルは故人について、「声を荒げることはほとんどない」父親であったと語っていたことがある。「うちの父はリーダーシップを重要視していた。声を荒げたことなどほとんどなかった。僕が16歳になるまで、僕の前で暴言をはいたことなど一度もなかったね。その代わりに、色んな言葉を作り上げていた」。一方で「でも本気で強い言葉を吐かれたのは、運転を教えてもらってる時だった」とも語っていた。
そして、とても機知に富んだ人であったという。「昔、父がガレージセールで3ドルでスティックを買って、クリケットバットを作ってくれたことを覚えてる」と思い出を振り返るり、「すごく汚いスティックだったのに、父がリンシード・オイルを塗って、明るい色のラバーグリップを買ってきて、見事なバットにして僕にくれたんだ。若いうちはそのクリケットバットをずっと使っていた」と語っていた。