女優で歌手のセレーナ・ゴメス(28)が音楽業界から引退することを考えているという。アーティストとして世間から真剣に捉えてもらえないと感じているというセレーナは、「最後の試み」の後、引退するかどうかを決断するつもりだと明かした。
セレーナはヴォーグ誌に対してこう語る。「世間から真剣に捉えてもらえていないような中、音楽を続けるのは辛い。『これに何の意味があるの?なんでずっとやってるのかしら?』と思ったこともある。『ルーズ・ユー・トゥ・ラブ・ミー』は私がリリースした中で最高の歌だと感じたけど、それでも一部の人には満足してもらえなかった」「私の音楽を好きでいてくれる人もたくさんいると思うし、それには感謝の気持ちで一杯。それがあるからやっていける。でも、次のアルバムを出すときは、今までとは違う。音楽から引退する最後の試みをしたいから」
音楽業から引退した場合、今後は映画やテレビ番組の出演や製作に力を入れて行きたいそうで、「そっちの面でやりたいことは、その表面にさえ触れていないから。私がやりたいことには助けが必要。誰も見たことのないようなことを私ができるということを、分かってくれる監督が現れる日が待ちきれない」
そんなセレーナは、コメディ番組『オンリー・マーダーズ・イン・ザ・ビルディング』への出演が決定しており、同番組のクリエイターで共演者のスティーヴ・マーティンはセレーナの「豊かで成熟した」演技力をヴォーグ誌で称えている。