創造営2021 日本人練習生デビュー圏内入り!賛多・力丸・ミカが語る“言葉の壁”とは

日本の報道陣のインタビューに応じた(左から)サンタ、力丸、ミカ
日本の報道陣のインタビューに応じた(左から)サンタ、力丸、ミカ

 中国制作の動画配信サービス・WeTVで放送されているグローバルアイドルオーディション番組「創造営2021」に、過去最多となる17名(うち1名は途中辞退)の日本人が参加している。27日に発表された人気投票ランキングでデビュー圏内の上位11名に名前を並べたサンタ(賛多=23)、力丸(27)、ミカ(22)が言葉の壁の苦労を語った。

 「国際化」が番組テーマの一つ。中国、日本、ロシア、タイなどから集まった練習生が様々な言語で交流している。ダンスの国際大会で何度も優勝歴のあるサンタは「なるべく中国語を使おうと思っています」と話す。番組内のスピーチでは中国語の中に日本語を混ぜて話すことが多い。「中国語を使って、それでも無理な時は日本語を使う。この生活はパツパツなスケジュールなのであまり時間がないんですけど、移動中とかトイレの最中も中国語の練習をしています」と明かした。

 「練習の時、自分が中国語を喋ってたらこの問題は起きなかったっていうことも何度もあった」。もどかしさを感じ、「話せるようになりたいっていう気持ちに変わっていった」という。「友達とはまだそこまで深い話はできないんですけど、徐々にできるようになってくるし、練習の時とかもスムーズに進むので勉強してます」と語った。

 サンタと同じくWARPs UPのメンバーで、韓国の人気グループ・SHINeeの振付師としても活躍してきた力丸は「中国にいるから中国語で頑張って(話そうと)トライしている」と話した。「本当は日本語で喋った方がもっと自分を伝えられるけど、やっぱり今は中国にいるし、自分の熱意とかを中国語で伝えたいなと思って」と笑顔を見せる。

 英語やポルトガル語も得意だが、中国語は「やっぱりピンインが難しいですね」という。「ピンインが合わないと『は?』って言われるから(笑)、僕はいつもジェスチャーで何とかする」。世界各地で踊ってきた経験を持つ力丸は、体も使ってコミュニケーションを取っていると語った。

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