HKT48の「新劇団」が旗揚げ 「何でもあり」を旗印にコロナ禍での新スタイル模索

福島 大輔 福島 大輔
HKT48による劇団「ミュン密」の旗揚げ公演「水色アルタイル」の公式ビジュアル
HKT48による劇団「ミュン密」の旗揚げ公演「水色アルタイル」の公式ビジュアル

 「♯劇はじ」の試みが、アイドル活動に与えるフィードバック効果にも期待は大きい。ZOOM演劇のため、従来のステージ公演と違って大きな動きができないため、細かい表情や仕草での表現を身につける必要がある。また、裏方を務めることでスタッフの心情を共有できるようにもなったという。

 さらに、個人およびグループのセルフプロデュース力強化にもつながるとし、前田氏は「常にすべて自分たちで考えて動く。アイドルとしての総合力は、間違いなく高まると思います」と熱っぽく語った。

 今回は、グループ内で「ミュン密」と「ごりらぐみ」の2つの劇団を旗揚げ。上演日は2月20、21、23、27、28日の5日間で、「ミュン密」が「水色アルタイル」、「ごりらぐみ」が「不本意アンロック」を上演する。(デイリースポーツ・福島大輔)

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