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ピーナッツアレルギーと診断された乳児の3人に1人以上、問題なく食べられると判明  豪研究所が調査

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画像はイメージです(nancy10/stock.adobe.com)
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 ピーナッツアレルギーとされていた乳児の3人に1人以上が、実際には反応を起こさずに食べられることが、オーストラリアの研究で明らかになった。従来の考え方を覆す結果で、研究者らは、必要もないのにピーナッツを避けてきた子どもがいる可能性を指摘している。

 マードック小児研究所とナショナル・アレルギー・センター・オブ・エクセレンスのチームは、ピーナッツで反応が出て検査でも陽性だった乳児778人を調査。厳重な医療監督のもとでピーナッツパウダーを少しずつ増やしながら与えたところ、271人に反応が見られなかった。35%がアレルギーの診断を外れ、日常的に食べられるようになったことになる。

 研究を主導したカースティン・ペレット教授は、シドニー・モーニング・ヘラルド紙に「乳児のピーナッツアレルギーの診断方法において、パラダイムシフトをもたらすものです」と語り、「私たち全員が驚きました」と付け加えた。

 この結果を喜ぶ家族の1つが、豪ジーロングに住むアーサーくんの一家だ。アーサーくんは生後5カ月でピーナッツバターを食べてじんましんが出てアレルギーと診断されたが、10カ月後に病院で行われた検査では、大さじ2杯近いピーナッツパウダーを問題なく食べることができた。母親のリアさんは「長い間避けてきたので、ちょっと変な感じです」「でも、毎回大丈夫で反応が出ないのを見ると安心します」と話している。

 研究者らは、数カ月で消える一時的なアレルギーや、初めて口にした時だけ反応が出るケースがあるとみている。

ただし、家庭で試すことには注意が呼びかけられている。検査では約65%の乳児に反応が見られ、12%は命に関わる可能性のあるアナフィラキシーを起こした。専門家は、過去にピーナッツで反応が出た子どもに再び食べさせるのは、必ず専門医の指導のもとで行うべきだと強調している。

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