映画「オブセッション 災愛」で長編監督デビューを果たし、製作費75万ドル(約1億1800万円)で5億2000万ドル(約819億円)以上の興行収入を叩き出したカリー・バーカーが、自身が原点とするYouTubeでの活動に回帰した。
ハロウィンの時期に合わせ、自ら脚本・監督・編集を手掛けた5分間の新作短編ホラー作品「Mama Bear」を公開している。同作は、バーカーとクーパー・トムリンソンが共同で運営するYouTubeチャンネル「That's A Bad Idea」にて無料配信中。
作品の内容は、仮眠中に不気味な電話を受け続ける青年フロイド(ジョン・リー・リチャードソン)が、ジョシュア・スナイダー演じる自身の分身(ドッペルゲンガー)の存在に気づいたことで日常が悪夢に変貌していく姿を描いている。キャストにはケイティ・サリフェ(レイシー役)やエリカ・クロイツ(ウィルソン役)も名を連ねている。
バーカーは今回、「オブセッション」でタッグを組んだ美術監督のヴィヴィアン・グレイや衣装デザイナーのブレア・ジェームズを再結集した。ジェームズはハリウッド・リポーターの取材に対し、撮影が「約3週間半前」に行われた超スピード製作だったと明かし、「カリーとの仕事は常に刺激的で、衣装デザインにおける強い信頼関係が本作のクオリティを支えている」と語った。
若手実力派監督として急速に注目を集めるバーカーは、2027年5月に次回作「Anything But Ghosts」の劇場公開を控えている。同作は偽のゴーストハンターを演じる詐欺師2人が本物の悪霊に直面するストーリーで、アーロン・ポールやブライス・ダラス・ハワードらが出演する。さらにバーカーは、カルト作「悪魔の毒々モンスター」や「悪魔のいけにえ」のリメイクプロジェクトでも脚本・監督として起用されている。