米フロリダ州のインテリアデザイナー、ジョン・ライアン氏がオハイオ州にある「幽霊屋敷」の改装中に奇妙な体験をしたと明かした。現地で6週間のリノベーション作業を行った結果、すっかり心霊現象の存在を信じるようになったという。
ライアン氏が手掛けたのは、オハイオ州フリーモントに1898年に建てられた歴史ある邸宅「ビイル・マナー(Bihl Manor)」の改修プロジェクトだ。この改装作業の様子はテレビ番組「A Very Haunted Renovation」として撮影された。
当時の体験について、ピープル誌の取材に応じたライアン氏は「ホラー映画に出てくるような家でした。不気味な雰囲気が漂っていて。まさに映画の世界そのものでした。最初に強く気づいたのは明らかな温度の変化です。非常に寒く、家の中のさまざまな場所を通るたびに、それを肌で感じることができました。本当に異常な体験でした」と振り返っている。
心霊現象に起因するとみられる不快感や体調不良に見舞われ、ライアン氏は作業期間中に何度もプロジェクトを辞めそうになったという。「少なくとも3、4回は『これは無理だ、出て行かなければ』と思いました。身体のエネルギーが奪われ、疲れ果ててしまうような感覚に襲われたのです」
そこで、番組の撮影クルーは電磁場や温度変化を監視する心霊調査用の機器を投入し、邸宅の歴代の所有者について調査を開始。この調査結果がライアン氏の幽霊に対する見方を一変させることとなった。
ライアン氏は「REMポッド(幽霊調査用の機器)を使った調査を行いました。これまで一度も体験したことがない出来事で、それまでは幽霊の存在を本当に信じていたか分かりませんが、今ではすっかり肯定派になりました。かつての家主やその子どもたち、そしてこの家が長年にわたってどのような場所であったかについて、多くの情報を知ることができました」と語る。
チームは建物全体に全面的な改装を施したが、邸宅が持つ歴史に配慮した修復作業を心がけたという。ライアン氏は今なお館に留まっているかもしれない霊体も、今回の仕上がりには満足しているはずだと確信している。「ヴィクトリア朝時代の雰囲気を尊重し、素晴らしい仕事ができたと思っています。そこにいる霊たちも、きっと喜んでくれているはずです」と話している。