元米情報機関士官のデビッド・グルーシュ氏が、人気ポッドキャスト番組「The Joe Rogan Experience」に出演し、回収された「非人類の遺体映像」を自ら閲覧したことや「巨大な海底拠点」が存在すると主張した。さらに米軍兵士が墜落したUFOの近くで「爬虫類(レプティリアン)風の巨大生物」を射殺したとする衝撃的な伝聞エピソードも明かした。
グルーシュ氏によると、自身が目撃した高画質映像には、青白い皮膚を持つ人間のような容姿の非人類の遺体が映っていたという。「政府への信頼が低いため、いずれ映像だけでなく物理的な証拠の提出が求められるだろう」と持論を展開した。
また、未確認物体(UAP)に関連する「複数の街区(ブロック)に匹敵する巨大な海底基地」が存在するとも述べた。海軍や国家安全保障に関わるため場所は明かせないとしながらも、1989年製作の映画「アビス」(日本公開は1990年)に例えられる現象だと語った。
あわせて同氏は、同僚から聞いた話として「チック・タック(Tic―Tac)型」UAPの墜落現場での出来事を描写。清涼菓子「Tic Tac」に似た白いカプセル状の異形物体から現れた生物について、「身長7フィート(約2.1メートル)以上で、ゴリラのような体つきにウロコ状の皮膚を持つ」と語り、生存していた生物によって米軍要員に死傷者が出たと主張した。ただし、グルーシュ氏自身はこの現場を直接目撃しておらず、主張を裏付ける独立した検証可能な証拠も提示されていない。
今回の主張は、2023年7月に米下院監督委員会で行った公聴会での宣誓証言から大幅に飛躍している。当時の公聴会でグルーシュ氏は、軍・情報機関の関係者から得た情報に基づく主張だと説明し、米政府が未確認空中現象(UAP)回収プログラムを議会の監視から隠蔽していると告発するにとどまっていた。
こうした一連の主張に対し、米国防総省の全領域異常対策室(AARO)は、過去の調査報告書において「米政府や民間企業が地球外の宇宙船を保有している客観的証拠は見つかっていない」と一貫して否定している。AAROは2025会計年度の年次報告書を公表しており、現在も軍関係者からの情報提供を受け付けつつ検証を続けている。