米ラッパーのマックルモアが、「フリー・パレスチナ」ツアーのチケットが即完売したことに「圧倒されている」と喜びを語った。
マックルモアは、シンガー・ソングライターのエド・シーランのツアーに参加し、オープニングアクトを務めていた。9月4日のステージ上で「フリー・パレスチナ(パレスチナに自由を)」と発言。これにイスラエル系アメリカ人評議会(IAC)が反発して降板を求め、スタジアムのオーナーらも出演を認めないとしていた。板挟みとなったエド側はマックルモアをツアーから外したが、結果としてエドが激しい批判にさらされる形となった。
その後、マックルモアは10月末にダブリン、パリ、英ロンドンで公演を行うと発表。ファンの支援に感謝するとともに、出演者の詳細を近く発表すると約束していた。
マックルモアはインスタグラムに「3公演とも即完売。正直、本当に圧倒されてる」と投稿。「ミュージシャンはパレスチナと連帯できるし、ステージを使って資金を集め、集団で行動するとはどういうことかを示せる。そう信じて、俺たちはこの公演を急ピッチで、仲間と一緒に作り上げた」「権力を持つ者たちが解放を求める声を封じようとしても、アートは常に抵抗の手段であり続ける」「ダブリン、パリ、ロンドン、あんなふうに応えてくれてありがとう。今回の公演への反響は、世界中でどれだけ多くの人がパレスチナの解放のために団結しているかを改めて思い出させてくれた」「出演者はもうすぐ発表する。みんなと一緒に過ごすのが待ちきれない」とコメントした。
ツアーは10月26日のダブリン公演で幕を開け、29日にパリ、30日にロンドンで公演を行う。その後は北米公演も予定されている。コンサートではマックルモアがスペシャルゲストと共演し、集まった資金はパレスチナの人々に人道支援などを行う団体に寄付される。