俳優アンドリュー・ガーフィールド(43)は、ゲイのスパイダーマンが存在すべきと確信しているという。2012年の映画「アメイジング・スパイダーマン」および2014年の続編「アメイジング・スパイダーマン2」でスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じ、2021年の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でもマルチバースを通じて登場したアンドリュー。同キャラクターが多様性を表現する素晴らしい手段になると考えているという。
アンドリューは2013年に初めてゲイのスパイダーマンを提唱していたが、映画初の黒人スパイダーマン、初の女性スパイダーマン、さらには初の喋る豚のスパイダーマンを登場させたアニメーション映画「スパイダーマン:スパイダーバース」(2019年)の公開を経て、現在もその発言を支持している。
「エンターテインメント・ウィークリー」誌との2013年のインタビューで、アンドリューは映画のプロデューサーの1人と交わした、スパイダーマンの恋人であるメリー・ジェーン・ワトソン(通称MJ)についての会話を振り返り、こう語った。「半分冗談だったけど、MJについては半分本気でもあった。『もしMJが男性だったらどうなる?』と尋ねたんだ。ピーター(パーカー)が自分のセクシュアリティを探求していることを発見してはいけない理由があるだろうか? それは決して画期的なことなんかじゃない。なぜピーターがゲイであってはいけないのか? なぜ男の子を好きになってはいけないのか?」
当時の発言を振り返り、アンドリューは同誌にこう語った。「それは情熱を注いだ反逆の練習のようなものだった。あのスーツには誰でも入れると今でも信じている」「スパイダーマンは普遍的に愛されるキャラクターであり、フィクションの歴史上最も偉大な愛されるキャラクターの1人である理由はそこにある。肌の色は見えないし、性別も見えないし、セクシュアリティも見えないからだ。誰もがあのスーツに自分自身を投影することができる」「全員が尊重され、含まれる場所というアイデアが好きだ。それは単に『なぜ駄目なのか?』と言うための行動だった。どちらにしても、強い意見を主張する人間は、結局のところ自分自身の内面を語っているにすぎない」
2022年、マーベルはコミック「Edge of the Spider-Verse #5」において、ファッションデザイナーのクーパー・コーエン(通称ウェブ・ウィーバー)を登場させ、マルチバースの歴史上で初めて公式に男性同性愛者のスパイダーマンを描いてみせた。銀幕の外ではすでにその多様性が結実している。