akiya_b

「やり直すと決めたのに…」夫婦の話し合いがいつも喧嘩→正しさではない大切なこと【夫婦関係修復カウンセラーが解説】

夢書房 夢書房

不仲を乗り越え「夫婦関係をやり直そう」と合意したはずなのに、話し合いを始めると過去の不満が蘇り、お互いを責め立てて喧嘩になってしまう…。関係を修復したい気持ちはあるのに、歩み寄れない日々に悩む夫婦は少なくないだろう。

では、やり直すと決めた夫婦が感情的にならず、本音で話し合うにはどうすればよいのか。また、第三者の介在や書面作成は有効なのか。夫婦関係修復カウンセリング専門行政書士の木下雅子さんに話を聞いた。

ーなぜ「やり直したい」と合意したのに、喧嘩になってしまうのでしょうか?

お互いが自分の正しさを主張し、相手に分からせようとしているからです。やり直すことに合意したことで、「相手が自分の悪いところに気づいてくれた」「直すべきは相手だ」とお互いに思い込んでしまう傾向があります。

自分が変わる姿勢ではなく、「自分は正しい、相手が間違っている」という前提で話し合いに臨むため、互いに譲らず衝突が起きてしまうのです。夫婦関係を再構築するには、相手を変えようとするのは避けた方がよいでしょう。

ー過去の不満が蘇り、感情が爆発しそうになった時の対処法は?

正しさではなく2人の幸せを優先することが大切です。人は自分のことを主観的に捉えるため、「自分は冷静だが相手が冷静でない」と思い込みがちですが、実際は2人とも感情的になっています。

そのため、どちらかが「今はお互い冷静じゃない」とストップをかけ、一旦話し合いを中断しましょう。その場で感情をぶつけ合うのをやめ、改めて冷静に話せる「時間と場所」をセッティングし、仕切り直すのが効果的な対処法です。

ー冷静に話し合うため、2人だけの時に守るべき「ルール」とは?

話し合いの場では互いの「理想の共存点」を探す意識を持ちましょう。どうしても共存できない部分があるなら、ゴールである「幸せな結婚生活」という共通の目標に向かって歩み寄ることです。

話し合いから逃げないと決め、二人が納得できる妥協点を粘り強く探していく姿勢を互いに共有することが、話し合いを前進させるルールとなります。

ーカウンセラーなどの第三者を入れたり、書面に残すのは修復に有効ですか?

第三者を入れるなら、客観的に対応できるプロのカウンセラーがおすすめです。身内や友人は主観が入って問題をこじらせやすく、弁護士は依頼者の味方になるため仲介には向きません。

また、書面化も有効ですが、相手を追い詰めたり逃げ道を奪うためではなく、「幸せな結婚生活を送るために何をするか」という前向きな目標や約束事を可視化するために使いましょう。お互いに書面を見返し、歩み寄りを確認するためのツールとして活用することが復縁への鍵となります。

◆木下雅子(きのした・まさこ) 行政書士/心理カウンセラー
大阪府高槻市を拠点に「夫婦関係修復カウンセリング」を主業務として活動。「法」と「心」の両面から、お客様を支えている。

よろず〜の求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース