カット済みバナナによる窒息への注意喚起がSNS上で大きな注目を集めている。
「【注意喚起】バナナで窒息しかけました。飲食店で、カット済みのバナナを息子に食べさせたときのこと。突然、息子が反り返って苦しみ出しました。最初は舌でも噛んだのかと思ったけれど、明らかにおかしな呼吸音。『もしかして喉に詰まってる!?』夫と2人で必死に対応し、30秒近くもがき苦しんだあと、『ゴボッ』という音とともに飲み込めたようで、ようやく呼吸が戻りました。」
と自身の体験を紹介したのは、幼児を育てる母親のいっちゃんさん(@1_imPresIONs)。
いっちゃんさんは「カット済みなら大丈夫だろう」と思っていたそうだが、どうやらそのバナナは冷凍されていたものだったそう。小さな子供には硬くて咀嚼しにくく、少し噛んだだけで丸飲みしてしまい、このような事故に至ったと思われる。
大きな反響を呼んだ今回の投稿についていっちゃんさんにお話を聞いた。
——当時の状況は?
いっちゃん:3歳目前の息子と飲食店を利用し、デザートに輪切りのバナナが出ました。普段から輪切りやそのままのバナナを問題なく食べていたので、いつもの感覚で食べさせていました。口に入れたあと突然苦しそうになり、声も出せない状態に。喉に詰まったと気づき、すぐに背部叩打をしました。しばらく苦しそうでしたが、バナナを飲み込めて呼吸が戻りました。そのとき初めて、バナナが冷凍されていたことに気づきました。自分で用意したものではなかったため、硬さが違うことを事前に認識できていなかったんです。輪切りの形状自体にも窒息のリスクがあることも、今回初めて知りました。
——同じような事故を防ぐために、伝えたいことはありますか。
いっちゃん:普段から食べ物による窒息には気をつけ、噛み切りにくいものや粘着性のあるものについても調べたり、よく噛むよう声をかけたりしていました。夫も救命講習を受け、応急手当も学んでいました。それでも「普段から食べているバナナ」が盲点になりました。
「まさか自分たちが」という気持ちが大きかったです。気をつけているつもりでも知らないリスクがあること、外食に限らず家庭でも、幼い子どもに食べ物を与える際にはその都度、硬さや大きさ、形状などを確認することが大切だと改めて感じました。お店を責めたい意図はなく、経験を共有することで同じような事故を防ぐきっかけになればと思っています。
——投稿後の反響を見て、どう感じられましたか。
いっちゃん:想像以上に多くの方に見ていただき、驚きました。「バナナでも窒息することがあると知らなかった」「普段食べさせているので気をつけたい」といった反応が多く、経験を共有した意味があったのかなと感じています。一方で、一部では飲食店を責める趣旨だと受け取られた反応もありました。私としてはそのような意図はなく、食べさせる前に硬さや形状まで確認することの大切さを改めて認識しました。
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投稿には「バナナでも詰まることがあるとは知らなかった」「これからは硬さまで確認する」といった声が次々と寄せられた。身近な食べ物でも状態や形状によってリスクが変わることを、改めて多くの人が意識するきっかけになったようだ。
同じ食品でも冷凍などで状態が変われば硬さや噛み切りやすさも変わる。幼い子どもに与える際は「いつも食べているから大丈夫」と思わず、そのときの硬さや大きさ、形状まで実際に確認することが大切だ。輪切りのような丸い形状は幼児だけでなく、高齢者や健康な大人にとっても喉に詰まりやすい場合がある。同じような事故を防ぐため、ぜひ一度意識してみてほしい。