グラミー賞が、アジアン・ポップ部門の新設を再検討することを発表した。先日、同部門の最有力候補とみられていたBTSがエントリーを見送ったことを受け、主催者であるレコーディング・アカデミーのCEOハーヴェイ・メイソン・Jrは、その件に関する批判を受け止めるとした。
メイソン・Jrは「グラミーの団体は音楽界のすべての人たちのために存在しており、その役割の1つは、いかなる声やコミュニティが見過ごされたり、誤解されたりすることがないようにすることです」と声明。「この2週間、多くの関係者と数々の話しをした結果、我々の意図やインクルーシブを目指す願いとは関係なく、この部門が自分たちが懸命に作ってきた音楽を自分の望むかたちで表していないと感じるアーティストたちがいることが明らかとなりました。私もミュージシャンとして、これを真剣に受け止めています」と続けた。
また、「ここ6年間、アカデミーは我々の音楽コミュニティのニーズに応えるため、迅速に、そして決断力をもって行動できることを示してきました。経営陣と取締役会は、この発展に歩調を合わせ、私たちが称えようとしているミュージシャンたちが、我々の行動によって本当に尊重されていると感じてもらえるよう努めていきます」と説明した。
先月、BTSは来年2月に開催される第69回グラミー賞にエントリーしないことを表明していた。RM、SUGA、ジン、ジミン、J-HOPE、V、ジョングクらメンバーはそれぞれのインスタグラムアカウントに同じ声明文を投稿、そこには「音楽が地域や言語で区別されるよりも、音楽そのものとして聴かれ、愛されることを願います」と書かれていた。