英国歌手のフィル・コリンズ(75)は、テイラー・スウィフト(36)が「世界を圧倒するトップスター」に「値する」と考えているという。2010年に初めてテイラーのパフォーマンスを観た際、完全に圧倒されたフィルだが、テイラーがここまでの高みへと進んだことを心から嬉しく思っているそうだ。
BBCラジオ2の人気番組『トラックス・オブ・マイ・イヤーズ』でヴァーノン・ケイの番組に出演したフィル。同番組は、人生のサウンドトラックとなった思い入れのある10曲をゲストが選び、その楽曲や自身の半生を振り返るというもので、フィルはテイラーの楽曲『ホワイト・ホース』を選んだ理由についてこう語った。
「あるイベント、ソングライターの殿堂(の式典)にいたんだ。ずっと、ずっと昔のことさ。そこでテイラー・スウィフトに会った。そして、(娘の)リリーが偶然にも彼女を知っていたから紹介してくれてね。会った当時は名前こそ何となく知っていたものの、今のような大スターとは程遠かった。そのとても素敵な女性がギターを持ってステージに上がり、『ホワイト・ホース』を歌ったんだ。それがもう完全に圧倒的でね。曲自体が素晴らしいのはもちろん、曲に込められた感情にも本当に心を打たれたし、歌声も美しかった。ギターを手にした彼女の姿が、ただただシンプルでね。それ以来、この曲にはずっと特別な思い入れがあって、今や彼女が世界で一番すごい存在になっていることを本当に嬉しく思っている。その地位にふさわしい人物だと感じるからね。つまり、あれほどの成功を収めた人間を批判することは簡単だけど、彼女は本当にそれに値すると思っている」
インタビューの後半でフィルは、自身の代表曲『イン・ザ・エア・トゥナイト』の制作秘話も語られ、歌詞の約80%がピアノを弾きながらの即興から生まれたものであり、苦労して作り込んだものではなく「運と幸運がもたらしたもの」だったと振り返っている。