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【老後資金】50代の78%が「不安」 必要想定「2000万円以上」も…貯められるのは「1000万未満」が最多

マネ活

よろず~ニュース調査班 よろず~ニュース調査班
画像はイメージ(78art/stock.adobe.com)
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 物価上昇の続く昨今、老後資金に不安を感じる人は少なくない。インターネットリサーチの株式会社NEXER Groupはこのほど、企業型確定拠出年金導入支援・人材・コンサルティング「株式会社フューチャー・デザイン・ラボ」と共同で、全国の20~50代の男女300人を対象に「老後資金への不安と備えの実態」についてアンケートを実施、結果を公表した。

 老後の生活資金について不安を感じているかどうかを世代別に尋ねたところ、「とても」「やや」を合わせた不安を感じている人の割合は、30代以下で57.0%、40代で75.0%、50代で78.0%だった。世代が上がるほど、老後資金へ不安を募らせる傾向がある。

 特に「とても感じる」は、30代以下で32.0%だったのに対し、50代では54.0%と半数を超えた。老後が近づくにつれて、お金への不安が漠然としたものから、より現実的なものへ変わっていることがうかがえる。

 不安を感じる理由では、「給料が安いし、子育て世代にだけお金が回って優遇されてるから(20代女性)」「将来の年金額が不透明。物価の上昇や医療費の増加で老後の生活費が不足する可能性がある(30代男性)」「収入がなくなり物価もさらに高くなっていそうで、医療費などの負担も増えそう(50代女性)」「長生きリスクがある(50代男性)」といった声が挙がった。

 老後に必要だと思う金額と、実際に貯められると思う金額を世代別に尋ねたところ、老後に必要だと思う金額では、いずれの世代も「2000万円以上~3000万円未満」が最多だった。30代以下で24.0%、40代で29.0%、50代では33.0%となり、世代が上がるほど割合が高くなっている。

 実際に貯められると思う金額では、全世代で最も多かったのは「1000万円未満」だった。世代別では、30代以下は46.0%、40代は55.0%、50代は49.0%。老後に必要だと思う金額と、実際に貯められると思う金額には大きなギャップがある。老後に必要な金額をある程度イメージできていても、そこまで資金を準備する道筋まで描けていない人が多い。

 老後資金準備について「もっと早く始めればよかった」と感じることがあるかを尋ねたところ、「もっと早く始めればよかった」と感じている人が最も多かったのは40代だった。自由回答では「独身の時に投資など始めておけばよかったなと思っている(30代女性)」「早くから資産運用を始めていれば、現在の貯蓄額が大きく違っていたと思う(50代男性)」など、投資に関する意見が多かった。

 現在、老後資金準備のために行っていることでは、6割超が「ない」と回答。一方、すでに準備をしている層では、どの世代でも「貯蓄」が中心になっているほか、NISAを活用する人も半数を超えている。特に40代ではNISAや投資の割合が比較的高く、貯蓄だけでなく資産運用も取り入れながら備えようとする傾向が見られた。

 また、老後資金のために新たに始めたいことでは、30代以下と50代では「NISA」が最も多く、40代では「貯蓄」が最多だった。非課税制度への関心の高さのほか、まずは貯蓄で手元の資金を着実に増やしたいと考える人も多い。

 老後資金への不安を抱えながらも、6割以上が資金準備をしていない中、不安をやわらげるためには、早い段階から自分に必要な金額を把握し、無理なく続けられる備え方を考えることが大切だ。家計診断や資産形成のサポートサービスなどを活用し、自分の世代やライフステージに合った準備の道筋を描いておくことも、将来への安心につながるひとつの方法といえるだろう。

 ◆株式会社フューチャー・デザイン・ラボ(https://dc.futuredesignlab.jp/)

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