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もはやドミノ状態 人気米ラッパーの世界ツアー崩壊危機 市長が断固拒否 テキサス公演も中止要請

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カニエ・ウェスト
カニエ・ウェスト

 人気ラッパーのカニエ・ウェストが新作アルバム「BULLY」を引っ提げて今夏行っているカムバック・ツアーが、過去の反ユダヤ主義的な発言への批判を受け、世界各地で相次いで中止に追い込まれている。

 アメリカの独立記念日である7月4日にテキサス州サンアントニオ市のアラモドームで大規模なショーを開催する予定だったものの、同市のジーナ・オルティス・ジョーンズ市長はコンサートの中止を断固として要求した。ジョーンズ氏はXへの投稿で、ヘイトスピーチや反ユダヤ主義的な前歴のある人物を市が資金提供する施設に招くべきではなく、建国250周年という記念日に開催することは論外であると主張している。

 同ツアーをめぐっては、すでにヨーロッパ各地で深刻な事態に発展している。ロンドンの「ワイヤレス・フェスティバル」では、カニエが3夜連続のヘッドライナーに内定していたものの、英国政府から入国を拒否されたため、イベント自体が中止を余儀なくされた。英国のキア・スターマー首相もユダヤ人コミュニティとの連帯を強調し、この入国拒否の決定を擁護する声明を出している。

 さらに、スイスのバーゼル公演や19日に予定されていたポーランド公演も現地の文化相らによる過去のナチス称賛発言への批判や法的な理由から相次いで中止が決定した。11日のフランス・マルセイユ公演も延期となるなど、カニエのツアー計画は全面的に瓦解している。

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