サッカーの元イングランド代表のデビッド・ベッカムを父に持つブルックリン・ベッカムが、家族間の確執を皮肉ったサッカー北中米W杯のCM出演で100万ドル(約1億6200万円)の報酬を得たようだ。両親のデビッドやヴィクトリアと疎遠になっているブルックリンは1月にインスタグラムで2人との和解を拒否する声明を出すなど関係が泥沼化している。
今回、米国、カナダ、メキシコで共同開催中のW杯をテーマにしたフードデリバリーサービス「DoorDash」のCMにブルックリンが登場し、その複雑な家庭環境を逆手に取った自虐的な演出が物議を醸している。
公開された動画でブルックリンはW杯のチケットの山を床に投げ捨て、「なぜ僕がワールドカップを家で観てるのか、不思議に思ってるだろうね。話せば長くなる」と不敵な笑みを浮かべて語る。映像には未開封の手紙の山や、父親から贈られたものに似た25万ポンド(約5400万円)の腕時計が意図的に映り込み、ラストは「事情は複雑なんだ」という言葉で締めくくられる。
この広告に対し、両親に近い関係者は英ザ・サン紙の取材に「胸が張り裂けるような家族の状況を茶化して金儲けの道具にするのは筋が通らない」とコメントし、家族全員が深く傷ついていることを明かした。
一家をめぐっては、デビッドがハリウッドの「ウォーク・オブ・フェイム」で星を獲得した記念式典の直後に、14歳の妹ハーパーがブルックリンの自宅に手紙を届けた際にも、ブルックリン側が「カメラ向けの演出だ」と両親を非難したばかりだ。確執が激化する中、父親の輝かしい功績であるW杯までも商売に利用したブルックリンの姿勢に、さらなる批判が集まっている。