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成長につれてますます甘く…科学的に証明された「下の子に甘い」親の寛容さがもたらす子育てのリアル

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※写真はイメージです(guteksk7/stock.adobe.com)
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 「上の子には厳しく、下の子には甘い」。そんな子育ての通説が科学的に証明された。最新研究により、第2子や第3子は、長子(第1子)に比べて課されるルールが少なく、スマートフォンやテレビなどのスクリーンを見る時間が長いことが分かった。さらに、親から厳しい期待をかけられることも少ないという。

 豪モナシュ大学が主導し、経済学誌「Journal of Economic Behavior and Organisation」に掲載されたこの研究では、2歳から15歳までの子供約5000人の生活実態を調査した。研究者らは子供たちの時間管理の記録を分析し、活動を「学校」「運動」「教養活動(宿題、読書、音楽レッスン、ボードゲームなど)」「デジタルメディア(テレビ、ゲーム、インターネット、SNSなど)」のカテゴリーに分類して比較した。

 データ分析の結果、第2子や第3子は第1子に比べて、デジタルメディアに費やす時間が1日あたり9分から14分も長いことが判明した。

 専門家らはこの差が生まれる主な要因として「親の寛容さ」を挙げており、研究報告ではこう分析されている。「下の子のデジタルメディア利用時間が増えるのは、主に1人で行う活動が影響している。親は下の子に対して、テレビ視聴やゲームに関するルールを厳格に設けない傾向にあり、子供自身も『親からルールを厳守することを期待されていない』と認識している。これが利用時間を押し上げる一因と考えられる」

 こうした傾向は現実の家庭だけでなく、エンターテインメントの世界でもおなじみの構図だ。研究者らは一例として、世界的人気ドラマ「ブリジャートン家」に登場する家族関係を挙げている。長男のアンソニー(ジョナサン・ベイリー)が家長としての重い責任を背負わされる一方で、次男のベネディクト(ルーク・トンプソン)は自身の情熱を追い求める自由をはるかに享受している。

 さらに今回の調査では下の子が成長するにつれて、親の態度がますます緩くなることも明らかになった。

 研究者らは「下の子が年齢を重ねるほど、親はルールに対してより寛容になる傾向が見られた。これは、成長した第2子以降の子供がデジタルメディアに費やす時間が右肩上がりに増えていく事実とも合致している」と結論付けている。

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