ライフデザイン支援を手がける株式会社IBJはこのほど、IBJ結婚相談所ネットワークで活動、成婚した会員1万9112人のデータを元に「年の差婚と経済力の相関性」調査を実施、結果を公表した。
成婚カップルの年齢差を見ると、最も多いのは「男性が1~2歳年上(22.9%)」で、「男性が3~4歳年上(21.4%)」が続いた。同年齢(11.1%)と合わせると、成婚者の半数以上は「同年齢~4歳差以内」に収まっている。
1~4歳という年齢差は、育ってきた時代の文化や社会背景が近く、共通の話題を持ちやすい範囲。現代の結婚においては、条件面だけでなく「価値観が合うか」「対等な関係を築けるか」といった感覚的な近さが重要視されていることが推察される。
一方で、「男性が10歳以上年上」は全体のわずか4.6%。10歳以上も年下の女性と成婚する確率はかなり低い。
「男性の年収」と「成婚相手との年齢差」の関係を見ると、年収300万円台では1歳差、1000万円台でも4歳差にとどまった。年収が約3倍に増加しても、年齢差の広がりはわずか3歳程度。1500万円未満では、年齢差は概ね1~4歳の範囲に収まっている。
ところが、年収1500~2000万円台では7歳差、2000万円超では8歳差となり、「5歳差」を超える水準に到達している。男性の年収は年齢差に一定の影響を与えるものの、その影響が顕著に表れるのは、ごく一部の高収入層に限られるようだ。
年齢差ごとの男性平均年収では、男性が年下女性と成婚する場合、年齢差が開くほど求められる年収水準が上昇する傾向が見られた。男性が10歳以上年上のケースでは、男性の平均年収は1170万円となり、大幅な年齢差には高い経済力が影響していることが分かる。
一方で、女性が5~9歳年上となる“姉さん女房”のケースでは、男性の平均年収は535万円だった。女性が10歳以上年上だと男性平均年収は500万円。同年齢婚と比べても100万円以上低い水準で、年齢差によって求められる年収に違いが見られた。
◆IBJ結婚みらい研究所(https://www.ibjapan.jp/mirai-lab/)