害獣・害虫駆除の「駆除ザウルス」はこのほど、過去3年以内に自宅が害獣による被害に遭った20~70代の戸建て住宅居住者1005人を対象に「害獣発生時期と害獣の種類」に関する調査を実施、結果を公表した。
自宅に侵入した、または侵入が疑われた害獣について地域別で尋ねたところ、全地域で最も多かったのは「ネズミ」だった。次いで「カラス」を上位に挙げる地域が多かったが、東北・関東・中国四国では「ハクビシン」が2番目に多く、関西・九州沖縄では「イタチ」が2位だった。中部の2番目は「コウモリ」で、地域ごとに特有の害獣被害が発生している。
害獣被害について最初に異変を感じた季節では、野生動物の活動や繁殖が活発になる春から夏にかけての回答が多かった。春先は、西日本で警戒の必要な「イタチ」が繁殖期を迎える季節でもあり、注意が必要だ。
害獣による被害や発生が疑われた場所では、「天井裏(36.1%)」が最も多く、「庭(34.3%)」「床下(15.7%)」と続いた。人目につきにくく、外敵から身を隠しやすい場所が侵入経路や営巣箇所になりやすい。「イタチ」や「ハクビシン」などは、断熱材のある暖かい天井裏を好んで住み着く傾向があるという。
具体的な被害や痕跡では、「物音や足音がした(53.8%)」が最も多く、「糞尿による異臭やシミが発生した(48.4%)」「夜間の騒音による睡眠不足・不眠(14.7%)」と続いた。住んでいる地域によって発生しやすい害獣の種類は異なると思うかを尋ねたところ、「非常にそう思う(35.6%)」または「ややそう思う(52.6%)」と約9割が回答。害獣被害への対策は、一般的な知識だけでなく、それぞれの地域環境や発生しやすい害獣の傾向に合わせた個別の対応が必要だと言える。
被害の再発についても、「1~2回ある(42.7%)」「3回以上ある(36.4%)」など約8割の家庭でみられ、一度害獣に侵入されると高い確率で被害が繰り返されている。個人での駆除や侵入対策のみでは被害を完全に防ぎきれていないこともあり、再発を防ぐには専門的な知見に基づく確実な対策も選択肢として検討する必要がありそうだ。