亡くなったミュージシャンのマイケル・ジャクソンさんの遺産管理団体が、児童性的搾取の疑いで提訴された。エドワード、ドミニク、マリー・ニコル、アルドのカシオ兄弟は、幼少期にマイケルから「手なずけられ、洗脳された」と主張している。
ピープル誌が入手した訴状によると、兄弟は高級ホテルに勤務していた父親を通じてマイケルさんと知り合った。マイケルさんから薬物やアルコールを与えられたり、ポルノを見せられたりして虐待されたとしている。訴状には「マイケル・ジャクソンは連続的な児童性犯罪者であり、10年以上にわたり、原告の一部がまだ7歳や8歳の頃から全員に対し薬物を投与し、性的暴行を加えた」と記されている。また、虐待はマイケル一家がカシオ家に滞在した際など、世界各地で長期にわたって行われたとされている。
遺産管理団体の弁護士、マーティ・シンガー氏は疑惑を全面否定し、「これは、民事恐喝ですでに提訴されている兄フランクに便乗した、カシオ家の他のメンバーによる必死の金目当ての訴訟」としている。また「カシオ一家は25年以上にわたりマイケルを擁護し、彼の無実を証言してきた」とした上で、2011年の著書や「オプラ・ウィンフリー・ショー」での発言が現在の主張と矛盾していると指摘した。
マイケルさんは09年6月25日、プロポフォールの過剰摂取により50歳で死去。主治医のコンラッド・マーレイは11年に過失致死罪で有罪判決を受け、4年の刑期のうち2年間服役した。