「文具好き歴30年。でも、欲しいシールが手に入らないなんて初めてでした」
今、どのお店も入荷後即完売になるほどシールが大流行。欲しいものがどこを探しても見つからないという“シール難民”が続出している。
静岡県在住の國府五月(こくふ・さつき)さんもそのひとり。いくつもの店舗を探し回っても見つからず、ついには「もう自分で作るしかない」と思い立ったという。
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そして生まれたのが、SNSで「欲しい!」「全部集めたい!」と話題を呼んだ、ぷくぷく質感の手作りシールだ。誰でも簡単に作れるということで、実際に真似する人も続出中のこのシールについて、國府さんに詳しく話を聞いた。
ーーどんなきっかけで作りはじめたのですか?
國府:お店をいくつ回っても欲しいシールが買えないことに疲れてしまって、工作は元々得意なので何か作る方法がないか試行錯誤していました。
そんなある日、コープのチラシを眺めていたら「これはシールに出来る!」とアイデアを思いつき、早速制作。簡単にとても可愛く出来たため、Threadsでシェアしました。物凄い反響に嬉しく思っております。
ーーその中でも、お気に入りのものは?
國府:馴染みのある6Pチーズやウイダーインゼリーがお気に入りです。
ーーどうやって作るのでしょうか?
國府:透明なテープ、綿、ハサミがあれば誰でも簡単に作れます!
〈作り方の手順〉
1.作りたい商品に、太めのセロテープを貼り防水加工する。
2.四角く折り目をつけて、十字に型取りする。
3.袋状にたたみ、セロテープでとめる。
4.中に綿を詰め、全体をセロテープで包む。
5.セロテープの粘着面を外側にして、輪っかを作り裏に貼り、両端をテープで押さえて完成!
ーーシール以外にも、これまで何か作られたものはありますか?
國府:コロナ禍の頃に自宅で色々なおもちゃを作り、子どもと遊んでいました。ワニワニパニック、モグラ叩き、紙コップ操り人形、新聞紙とペットボトルで魔法ステッキ、厚紙でiPhoneなどなど…。
ーー今回の反響へのご感想を。
國府:沢山の方に喜んでいただき、「全部欲しい!」「売ってたら真っ先に買う!」「流行のボンボンドロップシールよりも可愛い」など、嬉しいお言葉を頂いております。実際に作った方からもお礼のメッセージを頂いたり、嬉しい限りです。
お金を出せば何でも買える時代ですが、こういう手作りの物はプライスレス。手作りならではの温かみと、親子の楽しい時間作りのきっかけになったりと、特別なものになりました。今後も何かひらめいたら、ぜひシェアしたいと思います。
◇ ◇
売っていないなら、作ってしまえばいい。チラシとテープという身近な素材から生まれたぷくぷくシールは、可愛さと工夫の詰まった完成度で、見る人の創作心をくすぐってやまない。
「欲しい」を「作る」に変えた國府五月さんのアイデアは、親子の時間をあたたかく包み込み、これからもきっと、多くの人を笑顔にしていくだろう。