米国のドナルド・トランプ大統領が、人気ラッパーのショーン・“ディディ”・コムズから恩赦を求める書簡を受け取っていたことを認めつつ、現時点で恩赦を検討していないと述べた。ディディは昨年、売春目的の移送に関する2件の罪で有罪となり、4年2カ月の禁錮刑に服している。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、トランプ大統領は「彼は手紙で恩赦を求めてきた」と語り、「その手紙を見るかい?」と付け加えたものの、実際に書簡を提示することはなかった。同紙は大統領がディディの要請を検討していない姿勢を示したと報じている。
トランプ大統領は以前から、ディディが大統領選の際に自分へ「とても敵対的」だったと述べており、恩赦に慎重な姿勢を示していた。「彼とは友好的に接していたし、感じのいい人物だと思っていた。でも私が出馬したとき、彼はとても敵対的だった」と語っている。
ディディは昨年の8週間にわたる裁判で、人身売買や恐喝の罪については無罪となったが、売春関連の罪で有罪判決を受けた。刑期満了は2028年6月4日の予定となっている。