ハリウッドの伝説的女優ブリジット・バルドーが91歳で亡くなる前、誰にも明かさずがんと闘っていたことを夫のベルナール・ドルマル氏が明かした。ブリジットの慈善団体が先月(2025年12月)訃報を公表した際には死因は伏せられていたが、ブリジットは亡くなる前の数カ月間に、がんで2度の手術を受けていたという。
同氏は仏パリ・マッチ誌に「彼女は命を奪ったがんの治療のために受けた2度の処置を本当によく耐えていました」と語り、静かに闘病を続けていた姿を振り返った。
動物愛護活動家としても知られるブリジットは2025年に2度入院したが、体のつらさを抱えながらも、愛するフランス南部サントロペの自宅へ戻ることに強いこだわりを見せていたという。「寝たきりの状態でも不快さは続いていました」としつつ、「それでも彼女は最後の瞬間まで意識ははっきりしていて、動物たちの行く末を気にかけていました」と、その揺るがぬ信念を語った。
葬儀は7日、サントロペのノートルダム・ド・ラソンプシオン教会で執り行われ、沿道には数千人が集まり別れを惜しんだ。会場周辺には大型スクリーンも設置され、多くのファンが式の様子を見守った。
棺が教会に入る際にはマリア・カラスの歌声が流れ、退場時にはチコ&ザ・ジプシーズが演奏を捧げた。参列者の中には息子ニコラ=ジャック・シャリエのほか、政治家マリーヌ・ルペンや動物保護活動家ポール・ワトソンらの姿があった。