英王室のカミラ王妃とキャサリン皇太子妃は、今年のクリスマスに夫から王室に代々受け継がれてきたジュエリーを贈られる可能性が高いという。王室は毎年クリスマスイブに冗談めいたプレゼントを交換することで知られているが、元王室執事グラント・ハロルド氏によれば、25日はより意味のある贈り物を渡す日とされている。
ハロルド氏は「Slots Temple」の取材で、クリスマス当日には「故エリザベス女王、クイーンマザー、ダイアナ元妃から受け継がれてきたジュエリー」が贈られる可能性があると説明。王室にはまだ公に出ていないプライベートジュエリーが多く残っており、それらがカミラ王妃やキャサリン皇太子妃に渡ることは十分あり得るという。
一方で、王妃たちが現代的なジュエリーを受け取る可能性もある。ハロルド氏は「王室は現代のジュエラーからも購入します。キャサリン妃は家族ぐるみの友人が手がけたジュエリーを身につけていることもあります」と述べ、贈り物にはアンティークとコンテンポラリーの両方が含まれると語った。
カミラ王妃については、チャールズ国王が指輪を贈る可能性は低いという。すでに多くの指輪を所有しているためで、またティアラは王室の女性間で共有されるため贈り物には向かない。ハロルド氏は「カミラ王妃は真珠のネックレスやクラシックなイヤリング、ブローチを好みます。故エリザベス女王と似た趣味で、最も贈られる可能性のあるアイテムでしょう」と述べた。