俳優レオナルド・ディカプリオは、「故郷から抜け出す」ために演技に興味を持ったのだという。『タイタニック』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『レヴェナント: 蘇えりし者』などに主演、「ハリウッドで最も成功した俳優の1人に数えられるディカプリオだが、俳優を目指し始めた理由は、よりよい生活を得るためのお金を稼ぐためだったという。
バラティでのジェニファー・ローレンスとの対談で、ロサンゼルスのあまり治安のよくない犯罪や暴力がはびこる地域で育ったディカプリオはこう話す。「子供の頃に役者になりたいと思ったのは、故郷から抜け出したいという思いが強かったからだと思う」「義理の兄はたくさんのCMに出ていた。彼は『ちょっと待って、これをやってお金をもらえるの?この地元を抜け出さないと』って感じだった。僕自身がステージママとなって、両親にオーディションに連れて行かせていた」「『これは僕の大学資金になる。お金を作って、何かのキャリアを築くためのね』って言ってね」
両親は早くに離婚したが、父の再婚相手の息子(義兄)が数多くのCMに出演していたことが、きっかけになり芸能界を目指したことを明かしている。そんなディカプリオは数々のオーディションを経て、マッチボックスカーのCMに出演、その後、ドラマ『アウトサイダー』でテレビデビューを果たした。