2ちゃんねる創始者で実業家のひろゆき(西村博之)氏が10日、自身のX(旧ツイッター)を更新。高市政権の円安政策を批判した。
ひろゆき氏は「おいらはGDPマイナスなのに利上げをする異常事態という認識。」切り出し、「円安政策を支持してる人は、好景気だから利上げすると思ってるの?それとも『大丈夫だから大丈夫』と盲信してるの?」と問題提起した。
同氏は続く投稿で「日銀はなぜ金利を上げるのか?物価高対策として景気抑制でも円安進行を止めたい。国債は日銀が買い取るので破綻せずに円安になるよ。だから、5年ものCDSの保証料率は上がらないよ。金利を上げずに円安を止めるには、円の発行額を減らす必要。消費税27%になるよ。」と補足した。
さらに、ひろゆき氏はこの投稿に先立つポストで「頭の悪い国民が自民党の積極財政を支持するので円安加速。円安政策のおかげでS&P500など外国に投資するだけでお金が増えていく。」と指摘。その上で、同氏は「過去の日本は、真面目に働く人が評価された。現在の日本は、真面目な働き者がバカを見る。」との見解を示し、「円安による物価高で実質賃金は下がり続けた。」と綴った。
このポストに対して、Xユーザーから「『過去の日本は、真面目に働く人が評価された。現在の日本は、真面目な働き者がバカを見る。』なんて声高に得意げに語るなよ」と批判されると、ひろゆき氏は「だから、現政権の円安政策を批判しています。」と明言した。
また、ひろゆき氏は9日付のX投稿で、現政権の発足から変動金利が急上昇していることについても言及。「『変動金利のほうが金利負担が少ない』と変動金利でローンを組んだ人が負け組に。2016年から2024年くらいまでは、変動金利が1.2%で固定金利が1.8%とかでした。いまや、変動金利が1.9%になりました。今月は日銀の利上げも来るっぽいので、変動金利はまだまだ上がりそう」と推測した。