歌手の森口博子(57)が8日、自身の公式ブログを更新。6日に一周忌を迎えた中山美穂さんとの思い出をつづった。
「悔やまれます」というタイトルのブログでは、「美穂ちゃんがいなくなったなんて、未だに信じられません。今日は、美穂ちゃんの命日。先日、荷物を整理していたら、美穂ちゃんが送ってくれたファックスがたくさんありました」と、スマホやメールのなかった時代、中山さんと続けていた“文通”の書面を見つけたことを明かした。
続けて、「泣けてきました。優しい言葉たち… ドラマで共演していた90年代の頃。そのファックスに、お互い色々な事を語り合って… バラエティーで休みがなかった私の体調のこと、いつも気遣ってくれて。ほんとに優しくて大人な美穂ちゃんだった」と当時を思い出してしんみり。「私とのファックスが、美穂ちゃんにとってビタミンって書いてくれたことが嬉しかった。私も励まされました。博子ちゃんにだったら何でも聞いてもらえるみたいでって」と文字でつながる交流が支えになっていたという。
一方で、「でも、食事会や、ロサンゼルスの旅行にも誘ってくれたのに… あの頃、働き詰めで何も実現できなかった。それでも何度も声をかけてくれた美穂ちゃん。私の息抜きの為に… 今、その事がとても悔やまれます」と多忙の中、時間をつくれなかったことを悔やむ思いを吐露。
最後に「美穂ちゃんの、真っ直ぐな気持ちに改めて触れて、胸が締め付けられます。美穂ちゃん、ありがとう。永遠に全てが美しい同期、レーベルメイトへ」と、自分のことをいつも気遣ってくれた“盟友”への感謝で結んだ。ブログには、おどけたように手を広げる森口と中山さんの当時の写真を添えた。白い歯もまぶしい笑顔の中山さん。互いにリラックスした表情が、2人の仲の良さを感じさせる一枚だ。
この投稿にファンからは「森口さんとも、いっぱい共演してほしかったです」「美しい想い出・記憶をピロ子様の力にしましょう」「美穂さんの分まで頑張って下さい。天国で美穂さんが見ていますよ」といった声が寄せられている。