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名門大卒の人気米女優 子役時代に名優と共演も「退屈な人」 役に没頭するストイックな様子にドン引き

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ジョディ・フォスター
ジョディ・フォスター

 女優のジョディ・フォスターは、12歳で出演した映画「タクシードライバー」(1976年)の撮影当初、俳優のロバート・デ・ニーロのことを「退屈な人」だと思っていたそうだ。ジョディはマーティン・スコセッシ監督の同作品に出演。子供の売春婦役を演じていたが、デ・ニーロがメソッド演技法を取り入れてその役になりきっていたため、当初はつまらなく感じられたという。

 先月30日に行われたマラケシュ国際映画祭でジョディは、「アメリカ最高の俳優の1人」であるデ・ニーロと共演できたことは「誇り」としながら、「世界で一番楽しい人ではないけど」と続け、「当時、彼は役に入りきっていた。だからすごく面白くない人で、彼と一緒にランチをしていた時、私は『いつ家に帰れるの?』とか聞いていたのを覚えてる。彼は私とあまり話ができなかったから、私はウェイターとかレストランにいた人たちと話していた」と振り返った。

 しかし、そんなデ・ニーロによって演技の見方が変わったとして、「3度目のランチくらいまでにはアドリブについて教えてくれていた。それを通じて、演技の新たな世界が私の前に広がった」と続けた。

 ジョディは3歳からCMに出演。「タクシー・ドライバー」でアカデミー助演女優賞にノミネート。イェール大学に入学した。アメリカ文学を専攻した。

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