俳優引退を表明していたマイケル・ケイン(92)が、映画「グランド・イリュージョン」シリーズに復帰する可能性があることが明らかになった。
ケインは、マジックと犯罪を融合させた同シリーズの第1作・第2作に出演していたが、2023年に俳優業から退いたため、第3作『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』には登場しなかった。しかしその後、ヴィン・ディーゼル主演の『ラスト・ウィッチ・ハンター』の続編(2026年全米公開予定)への出演が決定し、事実上の復帰を果たしている。
『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』のルーベン・フライシャー監督は、ハリウッド・リポーターの取材に対し、「(ケインの復帰は)撮影終了後に知りましたが、もし第4作が実現すれば、ぜひ出演をお願いしたい」と語った。
ケインは2009年の犯罪映画『狼たちの処刑台』公開後に初めて引退を示唆したが、その後も活動を継続。2021年に再び引退を表明したものの、2022年の『Medieval』、2023年の『2度目のはなればなれ』で再びスクリーンに戻り、再度「これが最後」と語っていた。