歌手の美川憲一(79)が13日、パーキンソン病と診断されたことを公表した。自身の公式サイトで発表された。
美川に関しては、今年9月にめまいなどの症状で検査したところ「洞不全症候群(どうふぜんしょうこうぐん)」(心臓の機能が低下し、不整脈などになる症状)と診断されたことを報告。同月11日にペースメーカーの取り付け手術を終え、入院していたことを明かしていた。
11月13日の更新では「(洞不全症候群の)術後経過は順調だったのですが、リハビリの際に違和感を感じ、再度精密検査を行った結果、『パーキンソン病』であることが判明いたしました。」と新たに別の疾患を診断されたことを公表した。パーキンソン病とは、脳のドーパミンを生成する神経細胞が減少し、手足の震えるなどの運動症状が起こる神経変性疾患のこと。
現在は「入院による筋力低下もございますが、現在、筋力トレーニングに努めております。」と記し、「今後の活動につきましては、本人の強い意向も踏まえ、担当医師と慎重に協議を重ね、万全のメディカルサポート体制を整えた上で、下記の公演より再開させていただく予定です」と、今年12月に行われるモノマネ芸人・コロッケと共演するコンサートから活動再開に意欲的であることを伝えた。