ドラマ『ドーソンズ・クリーク』などで知られる俳優ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク(48)が、昨年ステージ3の大腸がんと診断されたことから、治療費の負担軽減を目的に、自身のキャリアにまつわる思い出の品をオークションに出品する。収益は全額、ジェームズの医療費に充てられる。
ジェームズはピープル誌に対し「長年保管してきた宝物を、人生の予期せぬ展開を経て、今こそ手放す時だと感じた」と語り、「懐かしさもあるけど、これまで応援してくれた人々と共有できることが嬉しい」と心境を明かした。
出品アイテムの数々は、12月5日から7日にかけて開催されるプロップストアの「ウィンター・エンターテイメント・メモラビリア・ライブオークション」で公開される。多くは初公開となる衣装や小道具、セットの一部で、代表作『ドーソンズ・クリーク』や映画『バーシティ・ブルース』からの品が含まれる。
特に注目されるのは『ドーソンズ・クリーク』でドーソンがジョーイに贈ったプロムのネックレスで、予想落札価格は2万6400~5万2800ドル(約400万円~800万円)。シリーズ初回の衣装も約4000ドル(約60万円)の価値が見込まれている。
『バーシティ・ブルース』からは、劇中で着用された帽子やスパイクも出品される。オンライン入札は12月7日まで受け付けている。