「ゴジラvsコング」(2021年)などに出演した女優のミリー・ボビー・ブラウン(21)は写真さながらの記憶力を持ち合わせているという。「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」「ウェイバリー通りのウィザードたち」といったドラマを見ながら育ったミリー、記憶力の良さが台詞を覚えるのに役立っているそうだ。
ミリーは英国版「ヴォーグ」誌に「実を言うと写真のような記憶力を私は持っていて、ものすごく早く覚えることができるの」と明かした。子役として活躍していたが「自分は演技が一番大好きなんだって気が付いて、最優先事項となった。妹も同じでね。誰かに『どうやって台詞を覚えてるの?』って聞かれるまで、自分がその能力を持っているとは知らなかった。私は『ただ眺めているだけ』って」と瞬間記憶能力の自覚はなかったという。
スペイン生まれで幼少期にイギリスに移住したミリーは、8歳の時にロサンゼルスへ行くことを勧められアメリカ移住を両親に説得した。「母は『ミリー…』って感じで、父は『わかった!行こう』って。翌週に私たちは出発していた」と振り返った。その後、「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」「モダン・ファミリー」などの端役として出演するも、ショービジネス界での成功が容易でないことに気づいたという。「どれほどの拒絶が待ち受けているか、当時は理解していなかった」と続けた。
その後、Netflix「ストレンジャー・シングス 未知の世界」でブレイク。「エノーラ・ホームズの事件簿」の主演でも知られるミリーだが、プライベートでは今年初めに女児を養子に迎えたことを夫ジェイク・ボンジョヴィと共に発表していた。