ポップ界のレジェンド、マイケル・ジャクソンさんの遺族は、伝記映画『マイケル』のプレミア上映が、故人が生前に50公演を予定していたロンドンのO2アリーナで開催されることを強く望んでいるという。
マイケルさんは2009年6月、O2アリーナでの「THIS IS IT」レジデンシー公演の初日を迎える18日前に亡くなった。遺族は、マイケルさんが夢見ていたステージをプレミア上映という形で部分的にでも実現させたいと考えている。
ある関係者は英紙ザ・サンに、「O2でのレジデンシーはマイケルの夢でした。家族は映画のプレミアを通じて、その夢の一端が叶うことを願っています」と語っている。
映画『マイケル』は2026年4月に公開予定だが、現時点ではプレミアの会場は正式に決定していない。
一方でマイケルさんの娘パリス・ジャクソンは以前、同映画への関与を否定していた。SNSで「0%関与している」と明言し、初期脚本への意見が反映されなかったことから距離を置いたと説明していた。