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学校から帰宅した子どもを待つ母の〝置き手紙〟…隠された想いにネット共感の声続々

皮下勇生 皮下勇生

学校から帰ってきた子どもたちを迎えた母親の置手紙がSNSで話題になっている。 

白い紙には、丸い文字で「おかえり〜♪ 今日もよくがんばったね」と書かれ、 その下には“オモシロ問題”として、 

「あなたの髪は<サラサラ>or<ボサボサ>していて綺麗だね」

「君の肌は<しっとり>or<べっとり>と潤っているね」

といった人に言われてうれしい言葉を選択する問いかけがいくつか添えられている。 

この手紙の主は3児の母で経営者のトリッシュさん。家にいない時は、どんなに忙しくても必ず書くという置手紙の愛情溢れる温かさに、SNSユーザー達からは

「全体的に好きなんですけど、最初の行が特に好きです!!今日も頑張ったねって、お迎え行った時に言ってあげようと思いました!」 

「こんな楽しい置き手紙あったら、お子さんたちもワクワクですね〜!答え合わせも楽しそう!」 

「もう 素敵なママさん〜!絶対良い子 優しい子に育つの間違いなし(^-^)/」 

など数々の共感のコメントが寄せられている。

トリッシュさんにお話を聞いた。 

――この置き手紙を思いついたきっかけを。 

トリッシュ:子どもの帰宅時間に家にいない日は月に1回ほどですが、そのときは「おかえりなさい!」の代わりに置き手紙を書いています。 

いつもクイズを出したり、漢字の問題を混ぜたりして、手紙を置くと子どもたちがとても喜びます。 

――お子様の反応はいかがでしたか? 

トリッシュ:今回は初の「擬音語問題」だったので、これまたリアクションは大きかったですよ(笑)。

私の帰宅後、子どもたちは思いつくままに、色んな擬音語を教えてくれて、長女が「ママのチャーハンはパラパラでもポソポソでも美味しいよ!」と言ってくれて、すごく嬉しかったです! 

――他にも子育ての中で意識していることや、日々実践していることがあれば教えてください。 

トリッシュ:一番意識しているのは、子どもたちと同じ目線で物事を考えることです。 子供達が興味を示すものに「無理」や「無駄」という事はまずありません。 

また、子どもの前ではスマホをほとんど触らないようにし、触るときは「今、〇〇を見るね」と必ず伝えるようにしています。 コソコソ見たり、長時間触る事も絶対にないです。 

 その他にも 「基本的に子供の話を遮らない」 「見てほしい、聞いてほしいを逃さず、些細な事もよく見て褒める」 「母親である私が、いつも楽しそうに全力で生きてる姿を見せる!」 などなど、あげればもうキリがないです! 

――投稿の反響へのご感想をお聞かせください。 

トリッシュ:私の置き手紙投稿はいつも、その内容をよく読んでくださる方がたくさんいて本当に嬉しいです!  

◇ ◇ 

トリッシュさんの“オモシロ問題”の置き手紙は、単なる問題ではない。 それは、言葉を通して子どもたちの感性を育て、家族の対話を深める小さな教育の場なのだ。   

なお、今回取材に協力してくれたトリッシュさんは、 Instagramで料理や工作、置き手紙などの投稿を日々発信している。 ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。

トリッシュさんInstagramアカウント:https://www.instagram.com/tories_dishes

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