戦後の男性コーラスグループ人気を作った「ボニージャックス」の玉田元康（91）が、16日放送予定のテレビ朝日系「徹子の部屋」（月～金、後1・00）に出演する。
早稲田大学グリークラブのメンバーで結成され、童謡「ちいさい秋みつけた」のヒットで日本レコード大賞童謡賞を受賞。NHK連続テレビ小説「あんぱん」でも取り上げられた「手のひらを太陽に」も大ヒットし、いつしか「童謡のボニー」と呼ばれるようなった。
活動は順調だったが、相次いでメンバーが亡くなり、コロナ禍でコンサートも中止に。88歳の頃には所属事務所が倒産し、歌手引退も考えていたという。しかし、周囲から「まだ歌えるでしょ」と激励をうけ、現役続行。90歳でソロデビューも果たした。また、85歳から介護施設で働き始め、現在は週4日勤務している。仕事は清掃作業や歌の指導だが、体を動かす仕事のため健康にも歌にもいい効果があるという。
