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エリザベス女王 新犬種「ドーギー」誕生秘話 犬たちへの愛情がすごすぎた

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エリザベス女王、新犬種「ドーギー」誕生に誇り
エリザベス女王、新犬種「ドーギー」誕生に誇り

 エリザベス女王が新たな犬種「ドーギー」を偶然生み出したことを誇りに思っていたと、料理研究家で「ブリティッシュ・ベイクオフ」審査員のプルー・リースが語った。

 1970年代、女王の愛犬コーギーの「タイニー」が、妹マーガレット王女の飼っていたダックスフント「ピプキン」と「秘密の逢瀬」を持ち、その結果生まれた子犬たちに姉妹は夢中になり、この新犬種の繁殖を始めたという。

 プルーは、かつてバッキンガム宮殿で女王とフィリップ殿下と昼食を共にした際の思い出を語っている。その場にはオリンピック選手やカンタベリー大主教など、格式高い人物と一般人が混ざって招かれていた。王族に対し自分から会話を始めることは控えるようにと事前に注意されたが、プルーは思わず女王に「コーギーを連れてきたのですね」と話しかけてしまった。すると女王は「これはコーギーではなく、ドーギーです」と答え、繁殖の経緯を熱心に語ってくれたという。この新犬種は、コーギーとダックスフントの交配によって誕生し、女王はその可愛らしさに魅了され、繁殖を続けた。やがて英国のケネルクラブにより正式な犬種として認定され、女王はそのことを非常に喜んでいたそうだ。

 プルーはこの会話を「思いがけない貴重な思い出」と振り返り、王室のプロトコルを破ったことで得られた特別な瞬間だったと語っている。

 生涯を通じて犬を愛したエリザベス女王は、コーギーやドーギーを多数飼っており、「サイダー」「ラム」「ベリー」「キャンディ」「ブランデー」などユニークな名前を付けていた。また、英国の動物福祉団体ドッグ・トラストのパトロンも務めた。

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